
🎆 加古川市花火大会は「会場へ見に行く」大会ではありません。家の近くから見る花火です
加古川市の発表によると、2026年は10月25日(日)19時〜19時15分、市内6か所で同時に15分間打ち上げます。観覧席・露店・駐車場はありません。市は「自宅付近からの観覧」をお願いし、打上場所付近には来ないようにと呼びかけています。さらに、打上場所付近に人が密集して安全が確保できないと判断した場合は、打ち上げを中止します。近くまで見に行くほど、花火が上がらなくなるおそれがある大会です。
📌 この記事は2026年9月13日時点の情報です(開催前)
6か所の地名と、各所の打ち上げ数は2026年9月2日に市が公表しました。家から見られない人のために、BAN-BANテレビ12chの生中継と、YouTube「おうちで加古川市花火大会」チャンネルの生配信があります。
加古川市花火大会とは|市内6か所で、同時に15分
| 項目 | 2026年の内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月25日(日)19時〜19時15分(昨年度より30分早い開始) |
| 打ち上げ方 | 市内6か所に分散し、同時に15分間 |
| 打ち上げ数 | 各所600発 |
| 観覧席・露店・駐車場 | ありません |
| 見方 | 自宅付近から。テレビ(BAN-BANテレビ12ch)とYouTubeでも生中継 |
| 中止 | 打上場所付近に人が密集し、周辺道路の通行が妨げられるなど、安全確保ができないと判断した場合 |
| 問い合わせ | 加古川市 産業振興課 観光振興係 079-424-2190 |
「1か所で大きく上げる」のではなく、「6か所で同時に上げて、それぞれの地域の人が家の近くから見る」形です。市内のどこに住んでいるかで、見える花火が変わります。
2026年の打上場所|6か所の地名が公表された
市が公表した6か所は次のとおりです。地名までの公表で、細かい打ち上げ地点は書かれていません。
| 番号 | 打上場所(市の公表どおり) |
|---|---|
| 1 | 志方町原 |
| 2 | 加古川河川敷 |
| 3 | 八幡町中西条 |
| 4 | 神野町西之山 |
| 5 | 加古川河口 |
| 6 | 別府町港町 |
⚠️ 地名が分かっても、そこへ行かないでください
市の注意事項は「打上場所付近にはお越しにならないようにご協力ください」です。打上場所付近には花火大会専用の駐車場はなく、周辺道路での路上駐車は絶対にやめるようにとも書かれています。この記事でも、打上場所の地図や、見やすい場所の案内はあえて載せていません。
見た人の口コミ・満足度
家の近くから見る、ほかにはあまりない形の花火大会です。どこから、誰と、どう見たのか。実際に見た人の声を集めています。匿名・10秒で回答できます。
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行ってみての一言
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なぜ分散型になったのか|8月の「加古川まつり花火大会」からの変化
いまの形になるまでを、市の資料でたどるとこうなります。
| 年 | 市の資料に残っていること |
|---|---|
| 2019年まで | 「加古川まつり花火大会」として8月に河川敷で開催。2019年度の来場はピーク時で約71,900人(市の委員会資料) |
| 2020年・2021年 | 新型コロナウイルス感染症などの影響で中止 |
| 2022年10月30日 | 第51回、3年ぶりの開催。8月から秋に変更し、市内5か所に分散。場所や発数は公表せず実施(広報かこがわ) |
| 2023年10月29日 | 第52回。市内6か所で約10分間。「密集・混雑状態での雑踏事故を回避するため」場所は非公表。市北西部の地域は打ち上げ場所を前年から変更(広報かこがわ) |
| 2025年 | 名前は「加古川市花火大会」。7か所で同時に15分間の予定(特設サイト) |
| 2026年10月25日 | 6か所で同時に15分間、各所600発。6か所の地名を公表 |
📐 河川敷に入りきらない、という計算
2021年の中止を決めたときの市の資料には、加古川左岸の観覧エリアは約47,000㎡、これまでの収容可能人数は約94,000人という試算が載っています。人と人の間隔を1メートル取ると約47,000人に半減し、2019年度のピーク時(約71,900人)で考えると約24,900人が河川敷の外へあふれ出す——という計算でした。この資料は感染症対策についてのものですが、「1か所の河川敷に何万人も集まる」ことの難しさが数字で書かれています。
かつての8月の大会は、どう運営されていたのか
2021年の中止を決めた市の委員会資料からは、分散型になる前の「加古川まつり花火大会」の運営も読み取れます。中止の理由として挙げられていたのは、次のような点でした。
| 資料に書かれていた課題 | 読み取れる、かつての大会の姿 |
|---|---|
| 露店での飲食による飛沫の防止、仮設トイレの随時消毒が難しい | 河川敷に露店と仮設トイレが並ぶ大会だった |
| 終了時の分散退場で、交通規制の延長やJR・かこバスの臨時便の拡充が必要 | JRとかこバスの臨時便で大勢が帰る大会だった |
| 人と人の距離を保つと、近隣の住宅地へ人があふれ出す懸念 | 住宅地のすぐそばの河川敷に人が集まる大会だった |
| 開催予定日(2021年8月1日)が東京オリンピックの期間中で、例年どおりの警備体制が組めない | 例年どおりの警備体制を前提に開いていた |
いまの分散型は、露店も観覧席も臨時の大きな会場もない形です。「河川敷に集まる大会」から「家の近くで見上げる大会」へ、運営のしかたそのものが入れ替わったことがわかります。
2022年に分散型で3年ぶりに開いたとき、市の「秘書日記」には「突然の花火に驚かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか?」とあります(秘書日記)。場所を知らせずに、市内のあちこちで同時に上げたからです。それから4年、2026年は6か所の地名まで公表する形になりました。
2025年は、選挙の投票所のために1か所を取りやめると案内していた
2025年の特設サイトには、ほかの花火大会ではまず見ない理由が書かれていました。
🗳️ 投票所が「花火打ち上げの立入禁止区域内」だった
2025年は7か所の予定でしたが、平岡町二俣地区については、同日に予定されていた衆議院議員選挙の投票所が、火薬類取締法に基づき兵庫県が定める「花火打ち上げの立入禁止区域内」にあるため、打ち上げを中止すると案内されていました。住宅地のすぐ近くで上げる分散型だからこそ起きたことです。
特設サイトは当日、「花火大会は雨天の場合でも実施します」とも案内していました。2026年の雨天時の扱いは、当日の案内で確認してください。
どうやって楽しむ?|家の近く、テレビ、YouTube
| 見方 | ポイント |
|---|---|
| 自宅付近から | 市がお願いしている見方。6か所のうち、住んでいる地域に近い花火が見える |
| BAN-BANテレビ12ch | 生中継 |
| YouTube | 「おうちで加古川市花火大会」チャンネルで生配信 |
15分間しかないので、始まる時刻に外に出ていないと見逃します。2026年は19時開始で、昨年度より30分早い点も注意です。
🚫 市が禁止・お願いしていること
観覧席・駐車場・露店はない/路上駐車は絶対にやめる/打上場所周辺にはできるだけ来ない。2025年の特設サイトでは、打上場所周辺でドローンを飛ばさない、船で近寄らない、立入禁止区域に入らないことも挙げていました。
公式リンクまとめ
当日の実施・中止は、市のホームページなどで案内されます。
- 加古川市|花火大会の実施内容が決定しました(2026年)|日時・6か所・注意事項
- 加古川市|令和8年度加古川市花火大会の日程
- 加古川市花火大会 特設サイト
- 広報かこがわ 2023年10月号|分散型にしている理由
🏮 兵庫の花火・お祭りをまとめて見る
・兵庫県の花火大会ガイド(地図で見る主な大会と、市町ごとのまとめ)
・加古川市の夏祭り・花火ガイド(尾上神社の夏祭り・秋祭り)
・みなとHANABIガイド(神戸・同じく秋の開催)
「家の近くで花火が上がる」街に住む
加古川市花火大会は、観光客を1か所に集める花火大会ではなく、市内に住む人が家の近くから見る花火です。2022年の広報には、「市民の皆さんに希望や元気をお届けできるよう」とありました。
住んでいる人のための花火——という性格は、この街に暮らすかどうかを考えるときにも、ひとつの手がかりになるかもしれません。