
一言で言うと、
明石市は、エリアによって地震の揺れや液状化・浸水・津波のリスクが変わります。
1995年の阪神・淡路大震災では震源に近く、大きな被害を受けました。南海トラフ地震の津波は、兵庫県の想定で最高2.0mとされますが、県の想定では浸水は防潮堤の外にとどまり、住宅地の浸水や河川からの越流はないとされています。
津波の想定があるエリアなので、避難場所・避難タワーの位置もあわせて確認しておくと安心です。
明石市の防災リスク早見表
各市区の公式ハザードマップが示す想定区分をもとにした5段階表示です。同じ市区内でもエリアによって差があるので、目安としてご覧ください。
明石市の地形と成り立ち
明石市は、播磨平野の東部にあり、明石海峡に面する台地(明石台地)と、海岸の低地・明石川ぞいの低地からなります。日本標準時子午線(東経135度)が通る街です。
海岸沿いの低地と、山陽本線より北の台地とで、リスクが分かれます。海岸低地は津波・高潮・液状化、台地は比較的安定とされます。
▲ 明石市周辺の空中写真。エリアによる地形の違いが見てとれます。 地図はドラッグ・ズームで動かせます。出典:国土地理院「地理院地図」
過去の災害に学ぶ
1995年の阪神・淡路大震災では震源に近く、大きな被害を受けました。南海トラフ地震の津波は、兵庫県の想定で最高2.0mとされますが、県の想定では浸水は防潮堤の外にとどまり、住宅地の浸水や河川からの越流はないとされています。
内陸の山崎断層帯による強い揺れも想定される地域です。海岸低地は津波・高潮・液状化に、明石川ぞいは内水に注意が必要です。市は「地震後60分以内に山陽線より北へ避難」を目安として示しています。
※参考:明石市 ハザードマップ。数字は各種資料をもとにしたもので、資料により多少の幅があります。
明石市のハザードマップの見方
明石市のハザードマップ(2022年改訂)で、洪水・高潮・内水と、地震・津波(南海トラフの震度・液状化・津波)を確認できます。海岸低地は津波・高潮、明石川ぞいは内水、と見るポイントが分かれます。
津波は県の想定で住宅地の浸水はないとされますが、海岸低地では避難の目安を確かめておくと安心です。台地部(山陽線以北)は相対的に安定とされます。番地単位でマップを開いておきましょう。
浸水のふかさや液状化・津波のしやすさはエリアで変わるので、気になる物件の番地で、実際のマップを開いて確認しておくと安心です。
▲ 明石市周辺の洪水・内水の浸水想定(想定最大規模)を表示しています。地図はドラッグやズームで動かせます。 左の「災害種別で選択」から高潮・津波・土砂災害・地形分類にも切り替えられます。
出典:国土地理院「重ねるハザードマップ」
※参考:明石市 ハザードマップ/標高は地理院地図で確認できます。
明石市で住む・引っ越すときのチェックリスト
最後に、明石市で住まいを選ぶ・引っ越すときに確認しておきたいことをまとめます。
🗺 番地単位でハザードマップを確認する
台地か、低地・埋立地かで、地震の揺れや液状化・浸水のリスクが変わります。
市区の水害・液状化・津波ハザードマップを、気になる物件の番地で確認しておくと安心です。
📋 重要事項説明で地盤・水害の説明を聞く
不動産取引では、水害ハザードマップや液状化・地震の情報が説明されます。
流し聞きせず、物件の位置をその場で一緒に確認しておくと安心です。
🏠 心配なら地盤調査・対策履歴を確認する
個々の宅地の地盤や対策の履歴は、公開マップだけでは分かりません。
気になる場合は、地盤調査の報告や造成・対策の履歴を確認しておくと安心です。
明石市で備えたい防災グッズ
🎒 最低限そろえておきたい防災グッズ
目安は「1人あたり最低3日分(できれば1週間)」です。まだ何もそろえていない人は、まずここから。
※乳児のミルク・おむつ、持病の薬など、家族構成に合わせて調整を。備蓄は定期的に賞味期限をチェック。
出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」/内閣府防災「災害に備えて」(水の「1人1日3L」は農林水産省による)
兵庫すまいラボおすすめ|まず備えたい防災3点
大地震や台風で断水・停電が広い範囲におよぶときには、「①持ち出し一式 ②水で作れる食料 ③電源」の3つを先に押さえておくと安心です。
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まとめ|明石市の防災は「自分の番地」で確認する

明石市は、台地か沿岸の低地かでリスクが変わる街です。
だからこそ、住む場所を決める前に、市区のハザードマップで「自分が住む番地」がどんな地形かを確認しておくことが、いちばん確実な備えになります。
