
高砂市の支援制度、ざっくり言うと
空き家を買って改修するなら、若年・子育て世帯は3分の2・上限200万円。兵庫県内でも手厚い部類で、東播磨では突出しています。ただし令和8年度は4件・先着という小さな枠です。
小学校の給食費は保護者への請求なし(0円)、中学校も1食293円・月4,400円で据え置き。食材費が上がった分は市が負担しています。
脳ドックに23,000円の助成があるのは、今回調べた兵庫の8市町で高砂だけです。人間ドックも最大20,000円。
雨水貯留タンクに上限3万円。東播磨の4市町ではここだけの制度です。
帯状疱疹ワクチンの任意接種助成は「51歳・56歳・61歳」限定というピンポイントな設計になっています。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の高砂市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、高砂市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、高砂市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🏘 空き家活用支援事業【若年・子育て世帯は200万円・4件先着】
★住宅型〈若年・子育て支援タイプ〉:3分の2・上限200万円住宅型〈一般〉・事業所型:2分の1・上限150万円若年の定義:夫婦の年齢の合計が80歳未満子育ての定義:18歳の年度末までのお子さん、または妊婦と同居していること物件の条件:空き家バンクに登録されていること。市街化区域にあること。空き家の期間が6か月以上、築20年以上、水回りを10年以上更新していないこと★枠:令和8年度は4件・先着です窓口:建築住宅課
🏡 既存住宅省エネ化促進事業【ZEH水準なら80%・上限70万円】
省エネ基準:補助率40%・上限30万円★ZEH水準:補助率80%・上限70万円条件:現状が省エネ基準に適合していないこと。耐震性が確保されていること。市税を完納していること注意:全体改修の場合はBELSなど第三者の認証が必要です枠:令和8年度は10件ひとこと:補助率80%というのは、今回調べた兵庫8市町の中でも高い水準です窓口:建築住宅課
💧 雨水貯留タンク設置費助成【上限3万円・東播磨で唯一】
助成額:購入費と設置費の2分の1・上限30,000円★条件:容量の合計が80リットル以上の市販品であること回数:建築物1棟につき1箇所★注意:業者が設置するものに限られ、自分で取り付けた場合(DIY)は対象外です。また申請の前に購入したものも対象外になりますひとこと:明石市・加古川市・播磨町では雨水貯留の助成を確認できなかったので、東播磨ではここだけの制度です窓口:治水対策課
☀️ 太陽光発電・家庭用蓄電池システム設置補助【3月31日17時必着】
蓄電池:1件あたり一律5万円太陽光:1kWにつき2万円(上限5万円)対象:自ら住んでいる市内の住宅(共同住宅は除く)。令和8年3月1日〜令和9年2月28日に設置したもの。市税の滞納がないこと★受付:令和9年3月31日17時必着。予算を超えた日の分は抽選になります★予算残:8月26日時点で残り370万円/450万円窓口:環境対策課
🏚 住宅の耐震化促進事業【5月7日受付開始・件数枠あり】
耐震改修工事費(戸建):5分の4・130万円(令和8年度の予定4件)耐震改修計画策定費(戸建):3分の2・20万円(予定5件)簡易耐震改修工事費(戸建):5分の4・60万円(予定1件)屋根軽量化工事費(戸建):60万円(予定1件)★シェルター型:60万円。高齢者世帯は115万円(予定1件)所得の条件:1,200万円以下(給与収入のみなら1,395万円以下)★注意:2月末までに工事を完了する必要があります。また各メニューの件数枠が1〜5件と小さいので、早めの相談を確認できなかったもの:地震危険住宅建替工事費補助もありますが、市のページ本文が途中で切れていて金額を確認できませんでした窓口:建築住宅課(079-443-9035)
👶 出産・子育ての支援
🍽 学校給食費【小学校は請求なし・中学校は月4,400円】
★小学校:1食単価0円で口座振替もなく、保護者への請求はありません(国の交付金と市の負担)。基準184回★中学校:1食293円。月額4,400円×10期+11期2,880円(精算)。基準160回中学校の仕組み:物価高騰の分は市が負担して据え置いていますひとこと:近隣では明石市・播磨町が小中とも無償、加古川市が小学校のみ無償です
📚 就学援助【支給額が細かく公開されています】
新入学児童生徒学用品費:小学1年 64,300円/中学1年 81,000円学用品費等:小1 13,230円/小その他 15,500円/中1 25,040円/中2・3 27,310円校外活動費(宿泊あり):中学校 6,210円実費のもの:修学旅行費・卒業アルバム費・学校給食費・体育実技用具費認定の基準額:2人世帯 1,841,000円/3人 2,503,000円/4人 2,898,000円/5人 3,100,000円(6人以上は1人増ごとに430,000円を加算)★状況:申請期間は令和8年5月27日〜29日で終了しています。期間外の申請は月割りになり、新入学学用品費は支給されません
🏥 乳幼児等医療費・こども医療費助成【所得制限は撤廃済み】
乳幼児等医療(0歳〜小3):外来・入院とも一部負担金なし(無料)。出生の日から9歳に達する日以降最初の3月31日までこども医療(小4〜高校生世代):外来・入院とも一部負担なし(無料)。9歳に達する日以降最初の4月1日から18歳に達する日以降最初の3月31日まで★所得制限:市の原文で「平成19年7月1日より所得制限がなくなりました」。あわせて「平成27年7月から乳幼児等医療・こども医療(1歳児から中学3年生まで)の所得制限を撤廃」とも記載されています★拡大:令和5年7月から高校生世代の外来も助成対象になりました窓口:国保年金課(079-443-9021)
🤰 妊婦のための支援給付
1回目:妊娠届出時に5万円(現金)2回目:妊娠32週以降または出産後に、お子さん1人あたり5万円対象:妊婦面談のときに案内されます。流産・死産・中絶を経験された方も申請できます窓口:こどもまどぐち課「結っくりん」(079-443-3950)
🧬 特定不妊治療費助成【1回5万円・治療終了から6か月以内】
助成額:1回あたり5万円が上限(治療の内容によっては2万5千円)。男性不妊治療も1回5万円が上限回数:妻の年齢が40歳未満なら1子ごとに6回、40歳以上43歳未満なら1子ごとに3回条件:夫婦とも市内に住民登録があり、市税の滞納がないこと★申請期限:治療が終了してから6か月以内注意:一般不妊治療費の助成も同じページにありますが、本文の末尾が切れていて金額を確認できませんでした窓口:こどもまどぐち課
🩺 国保の人間ドック・脳ドック助成【脳ドックは8市町で唯一】
人間ドック 1日コース:20,000円(検査費用のうち自己負担24,000円)人間ドック 半日コース:13,000円(自己負担15,600円)★脳ドック(高砂市民病院):23,000円(検査費50,600円・自己負担27,600円/定員50人)★脳ドック(森脇神経内科):20,000円(検査費44,000円・自己負担24,000円/定員30人)対象:国保に6か月以上続けて加入し、受診日に35〜74歳。保険料を完納していること★併用:人間ドックと脳ドックは同じ年度に両方受けられます申込:令和8年度分は令和8年2月2〜13日でした(定員に空きがあれば追加募集あり)ひとこと:脳ドックの助成があるのは、今回調べた兵庫8市町で高砂だけです窓口:国保年金課(079-443-9020)
💉 帯状疱疹ワクチンの費用助成【51歳・56歳・61歳限定】
生ワクチン:上限4,000円(1回)不活化ワクチン:1回につき上限10,000円(2回まで)★対象:年度末の年齢が51歳・56歳・61歳の市民で、過去に助成を受けておらず、定期接種の対象外の方期限:令和9年3月31日までひとこと:5歳刻みのピンポイントな設計です。該当年齢なら今年度が機会になりますあわせて:高齢者向けの補聴器助成は、市公式サイト上で確認できませんでした(軽度・中等度難聴児向けはあります)窓口:健康増進課
💍 結婚・移住・定住の支援
💍 結婚新生活支援補助金【最大60万円・講座の受講が必須】
★夫婦とも29歳以下:最大60万円それ以外で39歳以下:最大30万円婚姻の時期:令和8年1月1日〜令和9年3月31日に婚姻したこと所得の条件:夫婦の令和7年中の所得合計が500万円未満(貸与型奨学金の返済額は控除できます)★独特の条件:ライフデザイン支援講座/プレコンセプションケア講座/医療機関への妊娠出産相談/共家事・共育て講座のいずれかを受講することが必須ですその他:2年以上市内に住む意思があること申請:令和8年6月1日〜令和9年3月31日窓口:こども若者政策課(079-441-7199)
🔎 移住支援金・防災の補助について
東京圏からの移住支援金の制度ページはありますが、金額を確認できませんでした。シティプロモーション室にお問い合わせください。また止水板・感震ブレーカー・家具転倒防止の個人向け助成は確認できませんでした。高砂海浜公園の周辺は高潮のリスクがある地域ですが、水害対策で使えるのは上で紹介した雨水貯留タンクの助成(上限3万円)になります。ただし市が「実施していません」と明記したページはないため断定はしません。気になる方は市の窓口に確認してください。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
🏘 空き家を買って住みたい人
・若年(夫婦の年齢合計80歳未満)・子育て世帯なら3分の2・上限200万円・一般でも2分の1・上限150万円。ただし令和8年度は4件・先着です・空き家バンクへの登録と、市街化区域にあることが条件になります
🩺 健診をしっかり受けたい人
・人間ドック 1日20,000円/半日13,000円・★脳ドックは23,000円(高砂市民病院)。今回調べた8市町で高砂だけの制度です・人間ドックと脳ドックは同じ年度に両方受けられます
💒 これから結婚する人
・夫婦とも29歳以下で最大60万円、39歳以下で30万円・★指定の講座を受講することが必須です(ライフデザイン支援講座など)・夫婦の令和7年中の所得合計が500万円未満。奨学金の返済額は控除できます
👶 小中学生のいるご家庭
・小学校の給食費は保護者への請求なし(0円)・中学校は1食293円・月4,400円。物価高騰分は市が負担しています・就学援助は令和8年5月で受付が終了。期間外だと新入学学用品費が支給されません
🏡 家の断熱・省エネをしたい人
・既存住宅の省エネ化はZEH水準なら80%・上限70万円(省エネ基準は40%・30万円)・太陽光は2万円/kW・上限5万円、蓄電池は一律5万円・雨水貯留タンクは2分の1・上限3万円(DIYは対象外)
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|高砂市の補助金は「使えるものを知る」ことから
高砂市の補助金でいちばん大きいのは空き家活用支援です。若年・子育て世帯なら3分の2・上限200万円。兵庫県内でも手厚い部類で、東播磨では突出しています。ただし令和8年度は4件・先着という小さな枠なので、空き家の購入を考えているなら早めに動く必要があります。まずは空き家バンクへの登録が前提になります。
高砂だけが持っている制度として脳ドックの助成があります。高砂市民病院で23,000円、森脇神経内科で20,000円。今回調べた兵庫の8市町で、脳ドックに助成を出しているのは高砂だけでした。しかも人間ドックと脳ドックを同じ年度に両方受けられます。健康面を気にする世代にとっては、これはかなり実用的な制度です。
水害対策では雨水貯留タンクの助成(上限3万円)が東播磨4市町で唯一の制度になります。ただし業者に設置してもらうことが条件で、自分で取り付けると対象外。それと申請の前に買ってしまうと使えません。順番を間違えないでください。
給食費は小学校が請求なし(0円)、中学校が1食293円・月4,400円。中学校は物価高騰の分を市が負担して据え置いています。近隣では明石市と播磨町が小中とも無償なので、そこと比べると中学校分の差が出ます。
ちょっと変わった制度として、帯状疱疹ワクチンの任意接種助成があります。対象が年度末の年齢で51歳・56歳・61歳という5歳刻みのピンポイント設計。該当する年齢なら、今年度が機会になります。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
