
加古川市の支援制度、ざっくり言うと
太陽光が1kWあたり14万円(上限42万円)、蓄電池が1kWhあたり5万円(上限35万円)。近隣の明石市・高砂市・播磨町(いずれも5万円前後)とは桁が違う手厚さです。
小学校の給食費は保護者負担0円・所得制限なし・手続き不要。ただし市が「令和9年度以降については未定」と書いているので、来年度も続く保証はありません。
結婚新生活支援は最大60万円(夫婦とも29歳以下の場合)。受付は令和9年3月31日までです。
耐震補助と空き家改修は12月25日が締切。空き家の活用改修は3分の1・上限50万円です。
一方で高効率給湯器の補助は令和8年度の受付が終了しています。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の加古川市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、加古川市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、加古川市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
☀️ 住宅用太陽光発電の補助金【1kWあたり14万円】
★補助額:最大出力×14万円/kW(上限3kW=42万円)ひとこと:近隣の明石市(3kW以上で8万円)、高砂市・播磨町(2万円/kW・上限5万円)と比べて、桁が違う水準です条件:市内に住民登録がある個人で、2か月以上住んでいること。FIT/FIPの認定を取得しないこと。自家消費30%以上★対象外:新築住宅は対象外です受付状況:9月4日時点で申請額2,800万円/予算5,880万円。まだ余裕があります窓口:環境政策課(079-427-9769)
🔋 家庭用蓄電池導入補助金【1kWhあたり5万円・上限35万円】
補助額:蓄電容量×5万円/kWh(上限7kWh=35万円)★独特の条件:太陽光モジュールの設置から10年経過していることが条件です。新しく太陽光を入れる人ではなく、FITの買取期間が終わる家庭を想定した設計になっていますその他:SII登録品であること。リース・中古は対象外受付:令和9年3月31日17時15分まで。9月4日時点で1,215万円/1,750万円窓口:環境政策課
🏚 住宅耐震化等促進事業【12月25日まで】
耐震改修工事費(戸建):143.75万円までを5分の4で最大130万円計画策定費(戸建):3分の2・20万円/共同住宅は12万円/戸簡易耐震改修:5分の4・60万円(共同住宅は25万円/戸)屋根軽量化:60万円★シェルター型:60万円。令和9年3月31日時点で満65歳以上のみが住む場合は最大115万円防災ベッド等:10万円(定額)パッケージ型:木造戸建で県登録の事業者グループと契約する場合、策定費と工事費の補助を合算できます条件:昭和56年5月31日以前に着工、診断で「危険」「やや危険」。所得1,200万円以下、市税を完納していること★受付:令和8年4月20日〜12月25日(予算に達すると終了)窓口:建築指導課(079-427-9263)
🏘 空き家活用改修費補助【12月25日まで・上限50万円】
補助額:改修費の3分の1・上限50万円★条件:空き家バンクに登録されていること。市街化区域にあること。築20年以上で、水回りを10年以上更新していないこと工事の条件:工事費100万円以上。完了後10年以上、住宅として活用すること受付:令和8年12月25日まで窓口:住宅政策課(079-427-9327)
🔥 高効率給湯器の補助【令和8年度は受付終了】
★状況:令和8年度は予算の上限に達して受付終了しています(8月26日時点)参考:補助額:給湯省エネ2026事業の交付決定を受けた方は5万円。2025事業の交付決定者は15万円から国の補助額を引いた額参考:条件:既設の給湯器からの入れ替えで、国の給湯省エネ事業の交付決定が必須ひとこと:「エコ暮らし応援」という名前の制度です。来年度は早めに動いてください
👶 出産・子育ての支援
🍽 学校給食費【小学校は無償・ただし令和9年度以降は未定】
★小学校・義務教育学校前期課程・特別支援学校小学部:0円(無償化)。所得制限はなし、手続きも不要。令和8年4月から★重要な注意:市のページに「令和9年度以降については未定」と書かれています。無償が続く保証はありません★中学校:月額4,700円(4〜2月)+3月精算4,645円=年額51,645円(給食単価313円×基準165回)加古川養護学校:幼稚部は月額4,300円/年額47,730円。中学部・高等部は月額4,800円/年額52,725円
🏥 乳幼児等・こども医療費助成【0歳から18歳まで】
助成内容:保険診療の自己負担額の全額を助成(外来・入院とも窓口で無料)対象:市の原文で「0歳から18歳の人(18歳到達以後の最初の3月31日まで)」「加古川市に住所がある人」「健康保険に加入している人」★所得制限:市のページ本文に所得制限の記載はありません。適正受診を呼びかける欄に「18歳までの医療費無料化」と明記されていますひとこと:「所得制限なし」と断言する文言は見つけられなかったので、このページでは記載がないという事実だけをお伝えします窓口:医療助成年金課(079-427-9190)
🤱 産後ケア事業
宿泊型:一般 3,000円/日(非課税1,500円、生活保護1,000円)通所型:一般 300円/時(非課税120円、生活保護70円)訪問型:一般 500円/時(非課税150円、生活保護は無料)上限:宿泊7日/通所42時間/訪問10時間対象:産後1年以内で、医療行為が必要でない方窓口:育児保健課(079-454-4188)
👫 一般不妊治療費助成【所得要件なし】
助成額:1年度あたり2万円が上限★加算:初回検査を夫婦そろって(3か月以内に)受けた場合、上限に1万円を加算条件:妻が43歳未満で、夫婦とも市内に住所があること。所得要件はありません。1年度に1回申請:令和8年4月1日〜令和9年3月31日注意:特定不妊治療費の助成も制度としてありますが、金額を市のページ本文で確認できませんでした窓口:育児保健課
📚 就学援助【認定基準額が公開されています】
認定の基準額:2人世帯 1,947,000円/3人 2,536,000円/4人 2,852,000円/5人 3,220,000円/6人 3,757,000円/7人 4,203,000円/8人 4,735,000円(9人以上は1人増ごとに516,000円を加算)★状況:オンライン受付は令和8年5月25日〜6月14日、窓口は6月1日〜ですでに終了していますひとこと:認定基準額をここまで細かく公開している市は多くありません。来年度に該当しそうな方は、この数字を目安にしてください
🩺 国保の人間ドック助成【受診の3週間前まで】
加古川総合保健センター:1日 15,000円/2時間 10,000円加古川中央市民病院:1泊2日・2日通院 25,000円/1日 15,000円はりま病院ほか:半日・1日 15,000円対象:30歳以上75歳未満で、国保に6か月以上続けて加入。保険料の滞納がないこと条件:同じ年度の特定健診とは重複できません★申請:受診日の3週間前まで。定員に達すると締め切られますあわせて:高齢者向けの補聴器助成と免許返納支援は、市公式サイト上で確認できませんでした
💍 結婚・移住・定住の支援
💍 結婚新生活支援補助金【最大60万円・令和9年3月31日まで】
★夫婦とも29歳以下:最大60万円それ以外で夫婦とも39歳以下:最大30万円対象になる費用:住宅取得費(建物のみ)・賃借費・リフォーム費・引越費★申請:令和8年6月1日〜令和9年3月31日(必着・先着順)。予算に達すると終了しますひとこと:明石市には結婚新生活支援が見当たらないので、加古川・高砂・播磨町の3市町が実施していることになります窓口:こども政策課
🔍 補助金検索ナビ
内容:市が用意している補助金の検索ページです。個人向け・事業者向け・団体向けに分かれていますひとこと:このページで紹介しきれなかった制度を探すときの起点として便利です注意:「見守りカメラ」は市が設置する安全施策で、個人向けの補助金ではありません
🔎 移住支援金・防災の補助について
移住支援金は、加古川市の公式サイト上で確認できませんでした。また止水板・感震ブレーカー・家具転倒防止・雨水貯留槽の個人向け助成も見つかりませんでした(防災ベッドと耐震シェルターは、上で紹介した耐震事業の中にあります)。加古川の水害を心配して止水板の補助を探している方もいると思いますが、今回の調査では確認できませんでした。ただし市が「実施していません」と明記したページはないため断定はしません。気になる方は市の窓口に確認してください。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
☀️ 太陽光・蓄電池を入れたい人
・太陽光は14万円/kW・上限42万円。近隣とは桁が違います・蓄電池は5万円/kWh・上限35万円。ただし太陽光の設置から10年経過が条件・★新築住宅は太陽光補助の対象外です
⏰ 12月25日までに動く人
・住宅耐震化等促進事業(耐震改修 最大130万円ほか)が12月25日まで・空き家活用改修費補助(3分の1・上限50万円)も12月25日まで・どちらも予算に達すると終了します
💒 これから結婚する人
・結婚新生活支援補助金は夫婦とも29歳以下で最大60万円・39歳以下でも最大30万円。住宅取得費・賃借費・リフォーム費・引越費が対象・令和9年3月31日まで(必着・先着順)です
👶 小中学生のいるご家庭
・小学校の給食費は0円(所得制限なし・手続き不要)・★ただし市が「令和9年度以降は未定」と明記しています・中学校は月額4,700円(年額51,645円)です
👵 30歳以上で健診を受けたい人
・国保の人間ドック助成は30歳から使えます(15,000〜25,000円)・★受診日の3週間前までに申請が必要です・※高齢者向けの補聴器助成と免許返納支援は確認できませんでした
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|加古川市の補助金は「使えるものを知る」ことから
加古川市の補助金でいちばん際立っているのは太陽光と蓄電池です。太陽光が1kWあたり14万円(上限42万円)、蓄電池が1kWhあたり5万円(上限35万円)。近隣の明石市・高砂市・播磨町がいずれも5万円前後であることを考えると、桁がひとつ違うと言っていい水準です。ただし新築住宅は太陽光補助の対象外なので、そこだけ注意してください。
蓄電池の条件も独特です。太陽光モジュールの設置から10年経過していることが求められます。つまり新しく太陽光を入れる人ではなく、FITの買取期間が終わる家庭を想定した設計になっています。10年前に太陽光を載せたお宅なら、いま検討する価値が大きいはずです。
子育て世帯には小学校の給食費が0円であることが大きいのですが、ここには但し書きがあります。市のページに「令和9年度以降については未定」と書かれているのです。所得制限もなく手続きもいらない良い制度ですが、来年度も続く前提で家計を組むのは避けたほうが無難です。
締切が近いものが2つあります。住宅耐震化等促進事業と空き家活用改修費補助が、どちらも12月25日。耐震は65歳以上だけが住む家ならシェルター型が最大115万円まで上がります。空き家の改修は空き家バンクへの登録が前提なので、まずそこから始めることになります。
これから結婚する方には結婚新生活支援補助金(最大60万円)を。明石市にはこの制度が見当たらないので、東播磨で結婚新生活支援を実施しているのは加古川・高砂・播磨町の3市町ということになります。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
